劉秀英は、同じ塾で学ぶ学友、王東明に連れられて京劇を見に行った。学友が小旦(少女役)を演じる少年を金で買うのを見て、幼いころ塾師と秘密の交わりを持ったのに、成長して捨てられた苦しみを噛みしめる。そんな劉秀英の前に現れたのは、不思議な雰囲気を
持つ浅黒い肌の美男子、この一座で小生(色男役)を演じる俳優の林沐陽だった。
男に愛されるのは少年時代だけだと思っていた男が、成人しても同性と愛し合えることを知って、過去を捨てるお話です。
(攻め受けははっきり描写しませんが、どちらにも男に抱かれたことがあるとわかる書き方になっています)
誤字報告ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 22:48:59
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