大学三年生となった白山涼香は、かつての恋と自傷的な過去にようやく区切りをつけた。
新しく付き合い始めた年下の彼氏、市原翔太は、小柄で美形なうえにとにかく自分を最優先にしてくれる小動物のような青年。
冷静沈着な性格を崩せずにいた涼香は、翔太の
一途さに戸惑いながらも、次第に“甘やかしたい衝動”を隠せなくなっていく。
やさしい言葉を囁きながら抱きついてくる翔太、涼香の胸に顔を埋める彼。
「ほんと、甘え上手で、ずるい……」
そんな独白のあと──理性と母性が交錯する、週末の部屋の中。
頭を撫でながら、彼のそれを自ら咥えてしまう涼香の内面には、甘やかす悦びと、愛される安心が混ざっていた。
ダウナー系/理系女子/おねショタ/純愛/イチャラブ/甘やかし折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 18:00:00
9428文字
会話率:43%