2300年代には人類はタイムトラベルを可能としていた。しかしその一方で、タイムトラベルの技術を悪用して犯罪を企てる連中も暗躍するようになっていた。
時空プランドラーと名乗る犯罪集団は、過去のさまざまな時代にタイムトラベルしては妃や姫とい
った美女たちを拉致して、好色な富豪たちに売り飛ばして莫大な金を稼いでいた。
しかし、妃や姫たちが時空プランドラーに拉致されるようになって、歴史が変わりはじめるようになった。彼女たちが拉致されたことで、彼女たちが生むことになっていた王や英雄たちが生まれないことになったからだ。
歴史の改変という危機に直面して、日本をはじめ各国は時空プランドラーを取り締まるため、時空パトロール隊を創設して、過去のさまざまな時代のパトロールに当たるようになった。
一条優也は時空パトロール隊に入って3年目の若手隊員だった。そして、優也が戦国時代のパトロールに当たっているとき、パトロール艇『ミラホーク』のモニターが、野武士たちに襲われそうになっているお姫さまと侍女を映し出した……。
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※ 官能小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 00:00:00
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