江守友和の冒険 第6話
aタイプはコートにスカートにブーツ、髪もピンク色ではなく、妙にぞくっとくる不思議な光沢の黒髪であった。
おもむろに携帯を取り出して話し始めた。
「もしもし、友和さん? 私。aタイプよ。地球時間で1年間の休
暇が取れたの。コロニーに帰ってもつまんないから、遊びに来ちゃった。すぐに会いたいわ」
あんぐりと口を開けっ放しのマスターの脇で、ロリ山田が尋ねた。
「友和さんって、もしかして、江守友和さんの事ですか?」
aタイプは、とびっきりの笑顔でうなずいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-07 11:41:13
33858文字
会話率:28%