ハロウィンの当日、神楽まいは一月(ひとつき)前に通っている高校で噂になっていた『ハロウィンの館』の楽しい話…彼女はその館をハロウィンの当日に訪れる。
…そこでは色とりどりの温かな料理に多種多様なお菓子の数々、素敵なオーケストラによる生演奏、
普段は会えない年齢や通う学校も違う女の子達との“女子会”をテーマにした洋館でのハロウィンパーティー。
参加は無料で、先着10名ずつでネットの応募ページからLINEのIDを飛んでいくのだ。
総応募者数500万人ーー突発的なこの“ハロウィンパーティー”イベントのお誘いは凡そ30年前から始まった…。
丁度今年のハロウィンは日曜日。
2021年10月31日──学生の私はこの日ばかりは気が急っていて……本来ならハロウィンパーティーは17時からだが、届いたLINEメッセージには
“当日であれば15時以降ならお越し頂いても構いませんよ”
…と、あったので。
早めに仮装して行くことにした。
この時点では“まだ”楽しい楽しいハロウィンパーティーに心を踊らせていたんだ…そこで引き返せば──或いは・・・。
選択を間違えると犯され輪姦(まわ)され、時には性奴隷にされ、時にはロリコン紳士の“妻”にされる──そんな不思議でふしだらなハロウィンの夜。
あなたは誰と過ごしますか──…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 00:00:00
4642文字
会話率:32%
あらゆる場所、タイミングで狙われる──それは美女・美少女の変わることのない不文律だ。
最終更新:2021-10-30 00:00:00
12894文字
会話率:36%
──どうやら異世界転生したらしい。
生まれた瞬間に前世の記憶があった。
前世の自分の名前や家族の名前は思い出せないが家族構成と日本人女性の記憶はあるのだ。
前世の自分は大学を出て直ぐに就職し、24歳まで寝る間を惜しんでOLとして働いた…そこ
までの記憶。充実した日々と増える貯金。有給休暇消化ついでの夏の帰省…その移動の途中で乗っていた飛行機のエンジンが空中で爆発。墜落した先はだだっ広い平野だった…そこだけが唯一の救いだ。
“死んだ!”と思った次の瞬間には異世界の全く知らない場所の父母の元赤子として生まれたのだから、いやはや世の中は不思議で満ちている、と思ったものだ。
…これは「目的」を探す少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 00:00:00
60004文字
会話率:32%