長い間、巻物の中に封印されていた狐の妖怪の五百夜は、ある日、自分の封印が解けていることに気付く。
大喜びで巻物の中から出た五百夜の前には、巻物を持った少年が驚いた顔で立っていた。
◆狐の妖怪×高校生。現代ファンタジー。
◆五百夜(いおや)
……狐の妖怪、攻め。人間の姿に狐耳狐尻尾。力ある妖怪らしく風格のある見た目と態度だが、ちょっと抜けているところもある。
◆なぎさ……高校生、受け。五百夜を封印した巻物を代々保管してきた庄屋の子孫で素直な良い子。ケモミミ好き。
◇絵師様アンソロジー参加作品。伊弦様が書かれたイラストと設定からイメージして書いた作品になります。
企画詳細「絵師様アンソロジー」https://fujossy.jp/owned_events/18
伊弦様によるイラストと設定 https://fujossy.jp/books/5903
◇★は性描写あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 19:00:00
6110文字
会話率:15%