僅か10歳にして、国を妖乙女に滅ぼされた王女エミリ。絶体絶命の彼女を救ったのは、精霊一葉だった。
一葉に救われたエミリは、彼女と共に妖乙女を殲滅する為の旅を始める。
旅を初めて六年もの月日が流れた。
エミリと一葉、現代日本の首都東京へと足を
踏み入れる。
今まで訪れた世界の中で、一番平和に見えた東京だが、そこは欲望渦巻く世界だった。
エミリは、東京を救う為に、そして自分の目的を果たす為に女子高生を演じながら、妖乙女の殲滅を続ける。
そんな彼女は、どんな時でも微笑みを絶やす事はなかった。
例え残酷な行為を行う時にでも
彼女が微笑みを絶やさない理由とは?
妖乙女を操って世界を滅ぼそうとする首謀者は?
首謀者の目的とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 17:08:59
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会話率:36%