三十七歳の中年童貞男、白崎渡。彼は人狼の末裔であるという秘密を抱えていた。
しかし「普通の」人間社会にとってそんな秘密は関係なく、彼は過労死寸前まで働く毎日を送っていた。
ある日、積み重なった過労により自宅アパートの廊下で倒れた彼は、一人の
少女、篠山紗枝に助けられる。
彼女もまた、人狐であるという秘密を抱えていた。
オーバーワークで死にそうな人狼と、それを癒す狐娘。
紗枝の妹、千代も加わった、恋人ではない三人の性生活日誌。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-14 19:43:18
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会話率:36%