母親同士が仲が良く、幼馴染であり、幼い頃から相思相愛で結婚の約束をしていた、婚約者同士のルージュとライト。
公爵家子息であるライトと伯爵家令嬢であるルージュの仲は誰もに認められており、王立学園卒業後には、順風満帆に結婚かと思われていた。
だ
が、ルージュが一人で参加したとある夜会で、ライトそっくりの「ナイト」と名乗る青年がルージュの前へと現れて、自分はライトの双子の弟だと告げてくる。
ライトに双子の兄弟などいない。
「オレを選べよ」
ナイトはそう言ってルージュに迫ってきて――!?
穏やかで優しい婚約者であるライトと。双子の弟だと名乗る、強引なナイト。同じ顔をした二人から愛を告げられることになったルージュは――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 22:09:13
127137文字
会話率:46%
吾妻れとろ、24歳。渋谷のファッションブランドが立ち並ぶ202で働くカリスマギャル。
2月22日14時22分に死ねば来世で願いが叶うとか意味わかんない噂の時刻に、うちらギャルの底力を見せてやろうとオソロでパーリナイしてたら、焼死したんだ
けど。まじウケる。
うちは気づいたらガラケー片手に中世ヨーロッパに限りなく近い、時折日本の文化が垣間見える剣と魔法の世界に転生。伯爵令嬢ローレットとして過ごすことになった。しっかしここ、考え方が昭和過ぎてちょーウザイ。男尊女卑かつ執着ヤンデレクソ男パドレは、うちの魔力量に目をつけて好き好き愛していると纏わりつくし、雇われ護衛騎士のグラッツはロリコン脚フェチ野郎で、うちの足にしか興味ないし。
ストレス溜まって仕方ないから、うちは好きなように生きる!つーわけで、前世のようにパンツ見えそうなほど短いスカート丈にドレスを魔改造したら、「破廉恥」と叫ばれ。学園に入学したら「破廉恥令嬢」と呼ばれるようになった。うちは好きな服着て好きなように生きるだけだから別になんでもいいけどさ。ゴスロリ着てる婚約者に向かって「穢らわしい服」はないっしょ。
色々ありつつ学園を卒業したうちは、パドレとグラッツ。どちらか一人を選ぶことになった。いや、ほんとは選びたくないんだけどさ?やっぱ結婚しないわけにはいかないみたいでさー。正式な儀式の末婚約破棄をしたんだけどーー
え?選ばれなかった方が闇堕ち?精神崩壊した?
しゃーない。こうなった以上は、うちが責任をとって葬り去るしかないっしょ!意気込んだのはいいけど、この状況。うちの出番とかなくね?
*
*あらすじのノリで全編進行します
*一部ギャル文字注意
*婚約者→ギャル←護衛騎士の三角関係?奪い合い?最終的にどちらかと婚姻はします。
*挿入を伴う性交渉は48話のみ・道中微エロ
*51話+2(予定)
*参加中コンテストの結果発表後にエピローグを2話追加更新します(全53話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 22:00:00
111997文字
会話率:61%