学校生活はというと休みがちで、瓶ぞこ眼鏡の俺はあまり誰とも仲良くなれない寝てばかりいるグズだと思われているのだろう。
だから、たいして楽しくない。
と、思っていたが隣の席に面白い子がいる。
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オタクな私。の拝島くん
視点。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 03:39:52
6177文字
会話率:7%
夢中になったのは、中学生の頃。
ふと見たドラマのシーンに私の目は釘付けになった。
生物兵器により、世界が滅びる前。
粉塵がまい、倒壊したビル。
散り散りになった家族。
孤独の中、必死に生きる少年。健たける。
汚れた制服姿で、前
を向いて生活する彼の姿は息を飲むほど、美しくて、
ーー私は初めて男性にみとれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-21 22:53:54
7832文字
会話率:23%