くノ一の少女・牡丹は、町に流れる女性が消えているという不穏な噂を聞きつけ、とある大商人の館に侵入して調査任務を行う。噂通り女性は誘拐されており、しかしそれは非道な目的ー誘拐した女性を性奴隷にするーのためだった。ならばと、牡丹は覚悟を決め、館
内に奴隷として使える女性のふりをして、自ら商人と面会をする。しかし商人は不敵な笑みを浮かべながらこう言い放つ。「わしが雌に服を着せるはずがなかろう」と…。脱衣させられた牡丹は自分の素性がすぐにあからさまになったことを知らず、今にでも商人の暗殺を、と身を奮い立たせていた牡丹は、自分が商人の術中にはまっていることを知らぬまま、「遊戯のための部屋」と称された、ある仕掛けが施された大部屋へと入れられる…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-22 20:35:42
5431文字
会話率:52%