類ちゃんは俺が昔よく遊んでいた近所の子だ。小さくて可愛い、俺の初恋の女の子。
「る、類ちゃん……!?」
俺の困惑を他所に、類ちゃんを名乗った男はそっと汗を掻く俺の手のひらに自分のものを重ねた。ぎゅっと握り込まれる。
「ずっと一緒だって言った
のに途中で引っ越しちゃって悪かったよ。また会おうって約束、俺は守ったよ」
──
性格の悪い卑屈陰キャオタクくん×オタクに優しい幼馴染みヤンキーくん
攻め視点です
※他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 22:16:55
14668文字
会話率:54%