半獣人と人の戦いが始まり数年…。
人は半獣人との戦いに負け、世界は半獣人の王により統一される。
世界を支配した半獣人だったが半獣人の子に『凶獣化』という謎の症状が現れ、子ども達は理性のないただの獣になってしまう。
なかなか治療法が見つから
ないなか不幸な事件をきっかけに凶獣化を抑える方法が見つかる。
方法は『人の血を摂取する』
それにより始まる半獣人による人狩り。
人は半獣人から隠れるように生活を始める。
数十年後…徐々に数を減らした『人』は今では森の奥深くで小さな集落を築きひっそりと生活をしている。
人に生まれたハイルは父と二人で小さな村で暮らしていたが村の近くで半獣人を見かけたという情報が入り村人達は散り散りに森の中へと身を隠す。
ハイル親子も身を隠し生活するが、ハイルが一人で狩りを行なっている時に半獣人に拐われ売られてしまう。
売られた先は半獣人の魔導士。
それからハイルに待っていたのは凶獣化を抑える為の道具としての生活だった…。
凶獣化した半獣人の青年×生き残った人間の少年
こちらの作品はアルファポリス様にも先行掲載させたいただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 21:36:01
25563文字
会話率:32%