1作前の『奥手なメイドは美貌の公爵様に狩られました』を読了して下さった方(ありがとうございます!)に向けてのおまけ(蛇足)です。
(アルファポリスにも掲載しています。)
最終更新:2022-03-23 11:00:00
3280文字
会話率:50%
「レイチェルは僕のこと好き?
僕はレイチェルのこと大好きだよ。」
没落貴族出身のレイチェルは、13才で親元を離れ、シーモア公爵のお屋敷に奉公に出される。
それ以来懸命に働いて、仕事にも慣れて来て、使用人の中で友達も出来た。
けれどもうす
ぐ18になるレイチェルの平穏で勤勉な日々は、優しかった公爵夫妻が隠居を始めて、嫡男で7つ年上のオズワルドが当主になってから、急激に変化していく。
平和な日々だけで十分に贅沢で幸せだと思っていたのに。
そのエメラルドの瞳にのぞきこまれると、落ち着かない。
あのハスキーで甘い声を聞くと頭と心がしびれたように蕩けてしまう。
奥手なレイチェルが美しくも腹黒い公爵様にどろどろに溺愛されるお話です。
誤字脱字報告ありがとうございます!
(アルファポリスにも掲載しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-22 21:00:00
9049文字
会話率:34%