本人も気付かぬまま、いつの間にか女の身体になっていた宮持 要(みやもち かなめ)。非常識な事態に戸惑った要だが、要が選んだのは男に戻ろうとすることではなく、女の身体のまま第二の人生を紡いでいくことだった。
一方、周りの人間の大半が元から
女だと要を認識する中、要が男だったときの記憶を持つ篠沢 太輝(しのざわ だいき)。太輝は淫魔の血を半分引いてはいるが、普通の人間と同じ生活形態を持つ「不顕性」のインキュバスである。
元から互いに親友であった要と太輝はやがて恋に落ち、交際にたどり着く。そのまま二人は同じ大学に進み、地元を出て二人の生活を始めるが、二人にとっての最大の懸案が、まだ片付いていなかった。
注意書き:
男性向けのつもりですが、精神的BLっぽさを感じる可能性があります。
今作中の女体化は不可逆です。また、女体化の原因は解明されず、黒幕のようなものはそもそも存在しません。
作者の意図として、要と太輝との性行為は本質的に合意の行為です。
要または太輝と第三者との性行為の有無は未定ですが、もしあっても二人の関係を損なう行為とはならない予定です。
登場人物:
宮持 要(みやもち かなめ)
四月から中翼学園大学部一年生。
164cm、Cカップ。56kg。濃いめ茶髪のショート。
男だったはずだが、高校に入学後、気づいたら女の身体になっていた。中学生頃から男としての記憶と女としての記憶の両方がある。社会的には最初から女だったことになっている。太輝と高三の春から交際しており、大学進学を機に同棲を始めた。作品開始時点では処女。
一人称はオレ。
篠沢 太輝(しのざわ だいき)
四月から中翼学園大学部一年生。186cm、筋肉質(細マッチョ)。金髪ロン毛で、ヘアゴム。オッドアイで、左目が青っぽい。
ハーフのインキュバス(不顕性)。催眠術に類似した「術」が使えるが、術の対象は個人のみで、世界の側を改変する能力はない。
太輝とは中学時代からの同級生。
一人称は僕。
※この作品はpixivとの重複投稿作品です。また、プロトタイプ版が別途pixivに投稿されています。
※この作品は「AIのべりすと」を利用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 20:51:27
42719文字
会話率:56%