時は18世紀後半。
エウロペ連邦主要国家“ガリア帝国”において魔物や怪人達から人知れず国民達を守り抜く、“ミラベル”と言う名の国王直属組織があった。
その更に下部組織に当たる“セラフィム”の研修生だった綾壁蒼太はある日、早くに両親
を失いながらも仲間たちや幼馴染みに支えられて厳しくも楽しい毎日を送っていた。
ところがある時、組織の内戦に巻き込まれてしまい、逃げていた矢先に崖の上から谷底へと滑落してしまう。
それから六年後。
九死に一生を得た彼は両親の故郷である遙かなる極東の島国、“大八洲皇国”において退魔士として活動していた。
逞しく成長した彼は、ある日謎の少女“メリーニ・カッセ”と出会う。
二人の出会いのもたらすモノとは、そしてメリーニとは何者なのであろうか、どうして蒼太の前に姿を現したのか。
前に投稿していた“メサイアの灯火”のエピソード2です。
キャラクターは同じですが設定を大幅に変えてみました。
と言っても幼馴染みモノである事と、純愛なのは変わりません。
今回はエッチよりもストーリーに力を入れてみようと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 22:34:39
13156文字
会話率:46%