僕には人には言えない願望があった。
最初は、触手に女の子が犯される妄想をして、欲望を満たしていた。しかし、次第にそれでは満足できなくなっていることに気付いた――僕はいつしか、自分が女の子になって触手に凌辱されたいという異常性癖を胸に秘めてい
ることに気付いた。
そんなある夜に、僕は夢を見る。夢は僕を、すべての願望が叶う場所へといざなった――。
* * *
初めまして、お嬢様。私は夢の旅先案内人。気軽に"Mr.J"とお呼びくださいませ。
ここは夢の入り口。ここから先は、あなたの望む通りに世界は姿を変えます。
あなたはどのような姿で、何を望みますか? そこはすべてが叶います。さあ、ゆっくりと目を閉じて……。
――ここは触手洞穴。夢と現の狭間にある、あなたを幸せにする場所。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-11 16:07:42
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