──彼にとっては、周りの全てが理解の及ばない化け物だった。
多くの人に敬愛される英雄アス・カザミの補佐官となったキトラ准尉は、ある雨の日、偶然に彼が皆に蔑まれている男と話をしているところを見てしまう。普段の英雄とはまったく違う様を、キトラ准
尉は知ることになる。
※7/7朝8時半くらいまで、タグつけがクリックミスで盛大に間違っておりました…つらい…申し訳ないです…
・倫理に悖る行いについて話す描写があります。(ソシオパス?サイコパス?みたいな感じです)
・欠損要素がありますがそれがすごい生かされてる話ではないです。
・英雄と謳われる男と、異教徒の血を引き蔑まれおまけに片脚も最近無くなった男のそこはかとなく依存っぽい話です。
・受でも攻でもない第三者視点、三人称視点で書かれています。
・なんとなく第一次大戦くらいの文明レベルだと思ってください。戦時中、軍人モノです。多分。
・いわゆる差別用語を伏せずに使用している箇所があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 03:00:00
8920文字
会話率:32%
フィリピンで発生した死に至る病を調査しろとWHOから命令された国立医療研究所勤務の杠は、現地に向かう。しかしそこでかつての医学部時代の同期と再会し、彼との確執を乗り越えながらウィルスの謎を追う。何がウィルスを殺すのか、同期が何故熱い視線を向
けるのか、わからないままに杠は任務を全うしようとする。
自サイトからの転載です。
全8部。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-06 20:01:06
72841文字
会話率:48%