【2/17感想を下さる方の区別が(私が)ついていないことが判明したので、感想欄にログイン制限設けました】
支倉弓彦は高い背丈と均整のとれた筋肉質という持つ恵まれた体格を持つ、誰もが振り返るようなイケメン君であったが、残念なことにその容姿
を生かせるαやβではなく、Ωとして生まれてきていた。
まだ発情期は来ていないせいかΩという自覚もないしこのまま発情期が来なければいいと思って暮らしている。実際、Ωらしさもなく学校をサボり、売られたケンカを気まぐれに買っては人を殴り飛ばしているような粗暴な生活をしていた。
弓彦には共に育ったαの幼馴染の親友がいた。
幼馴染の名は桐院慶一郎。
慶一郎はこの国を裏で真に牛耳る一族に生まれ春宮(とうぐう)として育った高貴の人であるがその正体を知る者はほとんどいない。
その慶一郎の「ご学友」として小学校に上がる前からお仕えしていた弓彦に、ある日、元服を迎える慶一郎の沿い伏しの妻(一人目の妻)として入内するようにと命が下る。
女の子が好きなメル(オス)なのに!俺はフィメル (メス)じゃないのに!
※物語はここから始まります。長い小説になります。
※第1章まではまだほんのプロローグのようなものです。
※オメガバースの世界観を借りていますが、著者個人のオリジナルの設定がかなり含まれます。後々反則技も出てきますがご了承ください。
【ご注意】
○「一夫多妻の後宮」のため、主人公αは主人公Ω以外とも普通に寝ます(描写あります)。
○登場人物の中に完全無欠な人はいません。誰もがずるさや弱さ、欠点など抱ています。キャラの行動にイライラorガッカリするかもしれませんがご了承ください。
○萌え要素極少。
●王道・定番の恋愛小説とは違うようなのでご注意ください。
●特定のキャラへのヘイトなどは受け入れますが、舞台・キャラ設定への苦情(←感想ではなく)は堪忍してください。
●賛否両論あるようですが、最後まで懸命に書き上げたいと思います。
●飽きるor嫌気が差すまでは、楽しんで頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 00:00:00
507718文字
会話率:45%