官能小説家である笹山亘(ささやま わたる)は自らの作品にリアル感を持たせるために、SNSのオフ会で知り合った作家志望の主婦であった篠塚小百合(しのづか さゆり)を脅して肉体関係を持ち、彼女をモチーフに作家として成り上がった。一方、小百合も亘
との経験を執筆して作家としてデビューすることができ、SNS上でも人気を博し、他の男性向けに書いている女性作家とも知り合う機会を得ていた。
そんななかで、小百合のSNS上の知り合いである作家志望のOL御堂奏(みどう かなで)の存在に目を付けた亘によって、オフ会を企画し、小百合と二人きりのオフ会で油断して酔った奏をホテルに連れ込み、処女をもらうとその姿を撮影し、脅すことで奏も亘の執筆ネタとして色々なプレイに晒されていくことになった。
やがて、亘のいいなりなった奏と小百合はその経験を執筆して次々に本を出していく。亘も彼女達のプレイを通して新たな読者層を拡げていた。そんな、爛れた関係が続いている中で、亘は小百合の旦那である篠塚謙志(しのづか けんし)に三年前から毎週一枚のDVDを送っていた。それは、自分と小百合との性行為を収めたものであった。二人の子を作ったことと仕事の忙しさでEDになりかけていた謙志は、すでに小百合に女性としての魅力を感じずにいたが、三年前に送られたきたDVDを見て、嫁が他人に喘いでいるのを見て興奮を覚えて以来、亘に連絡を取り、毎週DVDを送ってもらっていた。
そして、サプライズ企画として小百合を呼び出し、旦那である謙志の前で性交をすると、いつもよりも燃え上がり、EDを脱した謙志も奏に圧し掛かっていった。
こうして、小百合は謙志との仮面夫婦を続けながら、亘の家の通い妻となり、奏は一緒にマンションに暮らすこととなり、亘は大人気官能小説家として知られていくこととなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-21 12:00:00
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