異種族が共存し、魔法があり、人類の発展により平和を手にしつつある世界。
魔法学校を卒業した村娘、キサラ・ハミルトンは、街へと向かう道中で、ひとりの人狼を救う。その人狼は、向かおうとしていた街の領主であるエルトリウス家の一人息子であった。
その縁でエルトリウス家の使用人となったキサラは、助けた御曹司、アシュラッドの世話を中心に任されることになる。
それから3年。無表情だが優しいアシュラッドを弟のように可愛がっていたキサラであったが、彼が成人を迎えて少し経ったある日、〈英雄祭〉と呼ばれる祭の中で、ふたりの関係は大きく変わっていくことになる。
※以下注釈
R18シーンはタイトルに★がついています。
一人称。メインはヒロイン視点で進み、男性視点も挟まります。
人狼は全身もふもふの獣人型です。
執着強めの両想い、甘々異種族恋愛。そんな感じでお楽しみいただければ幸い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 19:04:20
35507文字
会話率:46%
田舎でのスローライフならぬ、狩猟ライフのためにトラック運転手として働いていた『俺』。
だが運転中、突然と犬と人が飛び出してきて、危ない! と避けようとしてトラックは壁に激突。事後、俺は死んでしまったらしい――死後の世界で俺は異世界の神と出会
う。
そいつから衝撃の事実を告げられた。俺が死ぬ直前、飛び出した奴も轢かれて死んだ事を。そいつが異世界の神より、その清らかな魂を見込まれ、勇者として異世界へ転生している事に。
で、今目の前にいるのは、異世界転生させた神のライバルになる神で、俺を同じ世界へ転生させると――自らの暇つぶし、兼、ライバル神の邪魔をしたいがために。
俺は異世界で狩猟ライフを楽しむため、そして善人野郎への復讐のために、その異世界転生を受け入れた――結果として俺は、狼頭の人外として森の奥で生活する事に。
異世界の巨大な森の奥で、異世界の森番じみた生活を送る事になる。獣を撃ち、モンスターを狩り、そして侵入して来た冒険者を叩き潰してファックしていく。
そんな俺の狩猟生活に、アイツとの縁が絡まってきた……。
コレは、人外の狼男へと転生した俺の、狩猟ライフである。
〇Hシーンのある場合はタイトルの最後にR18と、キャラクター説明にはタイトルに☆マークにそのキャラの名が、記載されます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 00:00:00
16529文字
会話率:19%