『六幻世界』という世界の戦国時代の日ノ本、相模国で四代目風魔小太郎と相模の鬼女の子供として、『赤いの』と呼ばれる名無しの子供が産まれる。赤いのには相当の呪力(霊力)があり、風魔の天狗に贄にと望まれ、8歳まで養育される。その後、贄へと風魔の
大天狗に献上されるハズだったが、赤いのは逃げ出す。逃げた先の文月の里で赤いのを拾ったのが文月遊楽という人間の体に封じられた鬼神・白妙赤房遊鬼童子だった。遊楽は赤いのに『悠陽』という名付けを行い、契約を持ちかける。
悠陽を迎えに来た風魔忍者とともに風魔の里へ移った悠陽と遊楽は、ともに忍者としての修行を積むことになる。時が経って遊楽への恋心と執着を自覚する悠陽。彼は鬼神の遊楽を請い、秘めた恋心を明かして成長した体で遊楽を籠絡せんとし、妻にするならこの鬼神しかいないと思い込む。果たして、この恋路は上手くいくのか!? 忍者(贄。マゾ)と鬼神(エス)の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 08:18:30
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会話率:44%