人類が地球に瓜二つの<アース・レプリカ>に旅立ち、二千年が過ぎた。
この惑星内に刑務所は存在しない。万引きも殺人も罪は同等。性別、年齢に関係なく全ての囚人は<火星送り>にされる。
火星の護送機(一人乗り着陸船)の燃料は住路分、一生火星。物資
は月一。人口から削除される事実上の死刑宣告。
主人公の海翔は誤認逮捕により<火星送り>されてしまう。暫くぼっちで過ごすが、この惑星は自分が思っていた以上にヤバかったことを知り慄然する。
何かがいる……巨躯な何かかが……。日没それが明らかになる……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-26 15:07:27
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