ディアマンテとエフィージオは、両親同士の仲が良かったために子どもの頃に婚約者となった。暴力こそ振るわれないものの、自分を乱暴に扱う婚約者に不満を持っていたが、親たちは「待ってあげて」と言うばかり。友人は憤ってくれるが、彼女たちもそれぞれパー
トナーに不満があって、愚痴を言い合うくらいしかできない。貴族だからと諦めていたある日、親しい友人とその姉とお茶会をしたときに聞いた話から天啓を得る。 好きな子イジメ系乱暴婚約者に萎縮していた令嬢が、目を覚まして精神的に下剋上する話。安定のハッピーエンドです。 誤字脱字報告ありがとうございます!とても助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 17:00:00
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会話率:48%