美貌の医師高輪叶人(たかなわかなと)はある春の夜道で誰かに刺され、その結果右上肢麻痺と味覚喪失、そして相貌失認の後遺症が残った。6ヶ月の療養を経て医局に復帰した高輪叶人は従前と全く変わらなかった。けれども当直明けの夜、ウィッグを被り姿を変
えて夜の街で男を漁るようになった。
同じ病院で放射線技師として勤務する三蓼真尋(みしなまひろ)は以前から高輪叶人に惹かれていた。それはその美貌からではなく、病院の屋上で煙草を吸う姿がそのまま青黒い空に溶けてしまいそうに儚すぎたからだ。
6~7万字程度で完結。
ハピエンのほうがうけるときいたのでなんとかそうならんか調整中。ハピエンとメリバの両方のパターンを作るかもしれない。最後に閑話が1~2つきます。
殺伐とした話であんまりエロくはない。ミステリーでもない。
エロの回にはタイトルの隣に E と表記。
注意:直近の公募は結局間に合いそうにない。書いたそばからアップして連載中に自由に修正するので、修正履歴をおいています。更新頻度は極めてまちまちです。
完結時に全体をマイナーアップデート(字句修正、オノマトペ追加など)する予定です。
修正履歴
1/11 頭部打撲に起因したクモ膜下出血による各麻痺の予定でしたが、出血性ショックによる各麻痺にしました。
1/12 タカトの名前を追ってなくす予定です。当初夜の姿に名前をつけたものですが、名乗らないことにしたので。
1/14 カウンセラーのあたりは全削除し、全体的に修正いれます。
1/15 上記までの修正を11話までに行いました。
1/24 修正のためのメモ:11-13を整理、1章に酩酊感を追加すること。
1/25 13話の久我山との会話を追加。
1/27 修正のためのメモ:2章に匂いに関する注釈をいれること。擬音語を追加すること。
7/1 ハピエンを目指す予定にして全体的にそこそこ追加になると思ますが、修正は多分完結時になります。それまでにご意見歓迎です。
修正のためのメモ。
中盤に一度夢を見る。どこかの夢で最初に目が合うところを入れる。三蓼さんが逃げたがってる様子を後半までに入れる。
エロシーンは最終的にもう少しなんとかする予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 10:48:11
58208文字
会話率:59%