俺は『α』のフリをした『Ω』だ。両親亡き後『橘高(きったか)』を守る為に『α』として生きて来た。
そんな偽物の『α』な俺に仕える『篁(たかむら)』は、本物の有能で秀抜な『α』で。
俺はいつかこの優等な『α』に手を噛まれ牙を剥かれても仕方が無
いと思っていた。
そうして四年過ごして来て、俺の十八の誕生パーティーで本当に俺は『篁』に噛まれたのだ───
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◆【飼い主編】と【飼い犬編】の全2話です。
◆♡喘ぎだらけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 22:00:00
22095文字
会話率:39%