孤独なフリーター、ミネギシトキヤ(二十五歳)。八年前、彼の両親は一人息子のトキヤに多額の借金を残して他界した。トキヤは通っていた高校を中退し、以来、かけもちのアルバイト収入で生計を立て、借金を返済する日々を送っている。
ところがある時から
立て続けにアルバイトがクビになり、とうとう最後のアルバイト先であるコンビニまでクビになってしまった。
そしてその日の夜、バイト仲間に壊された自転車を担いでボロアパートに帰ったトキヤを待っていたのは、さらに残酷な状況だった。
全てに疲れ、全てを諦め、偶然その場に居合わせた取り立て屋に身を売ることを決めた時。突如現れたのは、トキヤの自転車を壊したバイト仲間の外国人、ランヴェル・サイ・リーンだった。
★★
年上イケメン外国人(攻)×不運なコミュ障フリーター(受)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 13:30:22
21697文字
会話率:47%
父親という重荷を背負う主人公が初恋の人に想いを告げることが出来ず、その為身勝手な行動をしてしまうお話です。※架空の国のお話です。
最終更新:2014-06-09 21:00:00
36646文字
会話率:27%