「お前の運命の相手なんて、知りたくないんだ」
天界で下っ端神様として働いている俺の仕事は、人の一生が書かれた書類に『運命の相手』を記入することだ。
今日も今日とて書類の空白を埋め、仕事終わりに古馴染みの同僚と酒盛りをしていたのだが……。
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春の短編祭『ふたりの関係性』参加作。
下っ端神様ふたりの話ですが、サラリーマン化しているため神様要素はほぼありません。展開早めの短編なので、気軽にさらっと読んでやってください。
※エブリスタに掲載中の作品に加筆したものとなります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 08:22:26
4136文字
会話率:46%