嵐の晩のことだった。
現代の台湾でごく普通に大学生やってたはずの「俺」は、屋台のフライドチキンを買いにルームメイト(男)とバイクで外出。そして事故って気が付くと、そこは中国の古代王朝?!
俺達は自殺したばかりの美少年な若様と、小間使いの女の
子の身体の中に!
どうやらこの若様、エロ閣下に無理矢理囲われかけて自殺したらしい、のだが、ラッキーなことに俺はゲイ。
こうなったら、死んだ文系若様の記憶(残念ながら俺は理系(笑))とエロ閣下のコネを使って、出世街道驀進してやる!
頼りにしてるぜ、元ルームメイト(古文専攻)!
この小説は、台湾のBL出版社「威向(ウェイシアン)文化」から出版された作品「翰林公子(かんりんこうし)升職記(しょうしょくき)」の、公式日本語翻訳版です。
※第四章一~四まで、獄中編として少々環境が不衛生になっております。こういうのイヤ、という方はしばらく閲覧をお控えください。四で水浴びをして、衛生環境が多少好転致しました。本日(2019年1月9日)投稿の、第四章の五で、前書き部分に一から四のあらすじを載せております。
※全体にエロめとも言える微エロですが、実際に何かしら致している場合には「*」がついております。結合している場合は「※」がついております。
なお、途中でかなりのご懸念を頂きましたが、受け攻めは一応固定されておりますのでご安心ください(受けがやる気満々だったり、攻めが男気を発揮しそうになったりしますが、未遂となっております)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-02 16:00:00
125582文字
会話率:32%