────飽和量まで溶け込んだ気持ちは、ほんの僅かな温度変化と小さな核を得ると、結晶となって溢れ出す。だが、それは決して触れてはならないのだ────
私立藤光学園高等部に通う高校1年生設楽智一は、美術教師の山中先生が大好き。でも、山中先生
のそばにはいつも化学教師の高柳がいて……。
山中と高柳との奇妙な関係に絡め取られた設楽の逃げ場所は、学園一の嫌われ者・大竹先生だった……。
前向きな男子高校生と三人の高校教師を巡るお話。少々切ないですがハピエンです。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 08:00:00
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