数万年後の未来の地球、強大な大気汚染により世界は悲鳴を上げていた。それを防御宇するため作られた巨大フィルター『都』と、それ以外の汚染されきった場所『荒れ地』とに人類の居住は分かれた。大陸は地殻変動により一つになり国は消え人種は混血が9割を占
める。
『荒れ地』のとある学校で道徳の先生が怪我の治療のため出勤できなくなってしまった。そのため完治するまでの間、授業を任された新しい先生が訪れた。彼の名前は「虫壁 如雨露(むしかべ じょうろ)」。若くて元気で面白い先生に生徒である子供たちはすぐに仲良くなった。そんな中道徳の授業が始まるが、その内容は先生の異常なほど残酷な過去に対する意見を発表するというものだった。
※大変マニアックかつ残酷な描写があります。読む際はそのことを踏まえ自己責任で読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-08 04:45:45
9015文字
会話率:52%