「ねえ、リッちゃん。この向こうに魔女が待ってるよ。マ女。マ女だよ。おまんこ女。ここで、まってるね」
新社会人1年生の僕、アサクラリツ(23)は、アサクラツカサ(24)の産んだ生後4ヶ月の双子の父親だ。
でも僕とツカサは夫婦ではない。戸籍の
上では。戸籍上の続柄は、姉と弟だ。
僕とツカサは、血の繋がった実の姉弟なのだ。
すこしだけこどもの手が離れた、出産後4ヶ月目。ハロウィンの日。
ツカサが僕に一つの話を持ってきた。
それは、ハロウィンの夜に行われるスワッピングパーティーの案内だった。
現実感のない社会人生活と、おわりのない育児でツカサからのお預けを喰らってきた僕は、その申し出に乗ってしまった。
普段使いのショッピングモールの、深夜のイベントルーム。
そこでは、マ女と淫魔の溢れる宴が繰り広げられていた。
[ルール]
・恋人夫婦愛人姉弟、男女の双方の合意の元で一組ずつ参加出来る
・オトコは銀の鎖を、オンナは金の鎖を身につけ、【交流】スル度にそれを交換する。
[一人目の魔女:略奪] 手コキ好きロリビッチ既婚者経産婦
[二人目の魔女:搾取] パイズリ好き巨乳巨女
[三人目の魔女:喪失] 足コキ似非関西弁眼鏡女
††††††††††††††††††††††††††††††
※『AllNight HALLOWEEN 2021』参加作品です。
昨年のハロウィン企画の投稿作品の設定を引き続けていますが、この作品単体でも読んで頂けると思います。
1話2〜3千字程度のお話の連載です。ハロウィン当日までには終わる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 15:18:08
75040文字
会話率:18%