税理士を目指す現役女子大生──佐藤詩織、二十一歳。
昼は真面目な経済学部の学生、夜はストリップ小屋『艶金字塔』の花形ダンサー・観世音詩織として、金のボディチェーンとGカップの肉体を晒し、艶舞・開帳・ディドルに身を投じる。
本番はしない──そ
う決めていた詩織だったが、ある夜、代打で“本番”を務めた瞬間から、運命の歯車は狂い始めた。
男の名は蛭田満吉。政界進出を狙うIT企業の社長。
その愛人・印度小百合が、密室で冷たく息絶えていた。
そして──舞台上で詩織と交わった男は、蛭田に瓜二つだった。
だが、匂いも、体位の順も、射精の癖すらも、明らかに“別人”。
「あたしが抱かれたのは、本当に蛭田だったの……?」
観世音詩織は、肉体の記憶を武器に、真実を追う。
肉壺に刻まれた“証拠”が、事件の真相を暴き出す倒叙ミステリー。
淫と論理、快楽と推理が交錯するエロティック・サスペンス。
犯人は最初からわかっている──だが、証明するのは「女の身体」。
観音の名を背負う舞姫が、濡れて、咥えて、暴く──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 19:00:00
7502文字
会話率:24%
エルフ、ドワーフ、鬼……古今東西の神秘が色濃く残り妖魔が溢れそれを討つ"討魔士"が職業として存在するどこか遠い世界の現代日本の記録。
十年前に討伐された少年が復活したことから始まる犯し犯され喘いで悶えて堕ちる七人の女の物
語。
これは復讐による少年少女の世界救済譚、ドロドロな淫悦に耽る魔の饗宴のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 18:00:00
68607文字
会話率:43%
悪徳と淫蕩を愛しながら聖女として覚醒した少女アウロラ、生まれながら魔王としての宿命を背負わされた少年クレス。
幼い頃引き裂かれた二人は七年の月日を経て"いつか拐いに行く"という約束を果たし再会した。
そこから始
まる悪逆と背徳と淫蕩の旅路、二人の歩む先には血と臓腑と嬌声が広がっている。
男も女も死んでいき、見初められた女は悪に堕ちて二人と共に悲鳴と嬌声を撒き散らしていく。
これは、のちに"堕虐の魔王"と"悪淫の魔女"と呼ばれる二人の淫虐の物語。
二人が幸せになる物語だ。
※一話完結の一万字程の短編です。そこに至るまでの背景描写は極力省いて主人公二人が女達を悪堕ちさせるところのみを書きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-29 18:00:00
83138文字
会話率:42%