腹に浮かび上がった痣は伝説の勇者の証だと言われ、それは同時に蟲の王の復活を報せているのだと言う。
遂にこの小さな村を出る時が来た。
オーズディンは快活な母の笑い声を背に歩き出す。
「しっかり倒してこいよオーズ!」
「…ああ」
しかしだる
い。
短編「クビになりたい」の勇者様(攻)視点です。
こちらから先に読んでも支障はありません。
俺様勇者×ヘタレ薬売り
他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 16:21:46
12555文字
会話率:36%
突如現れた黒雲は、蟲の王が復活した証だと言う。
それを倒すため、勇者一行と旅を共にする薬売りが王都中から集められた。
フリーは完全に油断していた。
だってまさかやる気のない自分が選ばれるはずがない。
なのに。
「お前、俺たちと来ないか?」
「…は?」
俺様勇者×ヘタレ薬売り
攻めの一方通行気味でありながら、振り回されるヘタレ受けのお話。
ギャグです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-28 00:00:00
12528文字
会話率:25%