山川 美月(やまかわ みづき)34歳、仕事 看護師
元旦の救急当番に自分の名前を見つけてため息をつく、嫌なアイツが当直医だったからだ。
アイツの名前は合田 千成(ごうだ かずなり)、今年の4月から美月が勤務する公立病院へ移動して来た同じ年の
外科医だ。
何かと美月に突っかかり嫌味を連発する彼は、何故か美月以外のスタッフには人気が有った。
美月に対する態度と他の看護師への態度は明らかに違う、美月以外には丁寧で優しい『良い医者』の見本の様な態度なのだった。それがまた癪にさわる。
実は彼は美月が卒業した大学の医学部に在籍していた、しかも顔見知りだったのだ。
おかげさまで……
31年1月 パブリッシングリンク様より、『憧れの彼がヘンタイDr.になっていました 夜の病棟は甘い危険がいっぱい』として電子書籍化されました。
31年2月 蜜夢文庫さまより、『同級生がヘンタイDr.になっていました』と題名を変えて書籍発売中です。最後の章に合田センセイが暴走する小話が付いています。
ありがとうございました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 23:10:23
80216文字
会話率:54%