カジノディーラーのいかさまを見破ってお仕置きをする。単純に書くとこんな感じの話になりますが、ブラックジャック特有の駆け引きや緊張感も味わっていただければ幸いです。
★この小説は《ブラックジャック》というカジノ遊戯でバトルしてます。多少手順
などはオリジナルにはなってますが、知らない方の為にルール等を下に簡単にまとめましたので、読む前に参照して頂ければ読みやすくなると思います。
【ブラックジャック】
~勝負手順・ルール~
①ディーラーは客に2枚のカード……ディーラー自身に2枚のカードを配る。
②客は手札の2枚をオープンする。合計の数を確認しディーラーも見せ札として1枚を開示する。
手札の計算の仕方は数字の2~10はそのままの数を足し、J・Q・Kの絵札は全部10と計算する。Aだけは特殊で1と計算しても良いし11と計算しても良い(好きなように選べる)。
③数字の合計が大きい方が勝ちとなるが、合計が22以上になってしまうとその場でバースト(負け)となってしまいます。なるべく21に近い(もしくは21を狙って)トランプを追加するか手札で勝負するかを選択する。
④手札の合計では足りないと思ったらヒット(手札に1枚追加)を宣言でき、もう引かないで良いとなった場合スタンド(引かずの勝負をする)を宣言し、スタンドをした後はディーラーとの勝負となります。
⑤ディーラーは2枚目の手札(開示していなかった方の札)をオープンし、合計の数を客に見せもしもディーラーの合計が16以下であればディーラーは強制的にもう1枚引かなくてはならない(ディーラーは17以上の手しか勝負に行けないルールです)
⑥こうして、両者の手札が出揃って、より合計が21に近い方が勝利となり、客が勝ったなら掛けた額が倍になって返ってくる。負けたなら没収、同点なら仕切り直し(賭け金返却)となります。
※手札がAと絵札の組み合わせ(最初から合計21の手)の場合、ブラックジャックという最強役になります。こちらで勝った場合は賭け金が2.5倍になって戻ってきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-05 15:52:19
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会話率:46%