三年前、自衛隊(埼玉県大宮駐屯地)を辞めた乙部ヒカル(25歳)は、職を転々とし、やがて無職に。お金も尽き、やむを得ずナチュラル通年サバイバル(ホームレス)の道に進んだ。
それから二年の月日が経過した誕生日の夜、ホームレス仲間のおっさんに襲わ
れて手を噛まれてしまう。後、世間から一足遅れて世界中がゾンビウイルスによるパンデミックに陥ったと知る。
噛まれたヒカルはゾンビウイルスに感染したものの、※無症候性キャリアだったのか……ゾンビウイルスを体内に保有しながらも、ゾンビ特有の症状が発症せず。なので時々感染源。(※印は本作品中で説明)
外観は通常の人間なので他者と生活を送る事も出来れば、ゾンビの群れに飛び入り参加する事もできる。
元陸上自衛隊であり現役ホームレスのヒカル。得意のサバイバル術を活かし、フリーレンジャーとしてゾンビが蔓延した渋谷を舞台に、再びBDU(戦闘服)をまとってあるがまま生きる。
※新宿中央公園から始まりますが、ヒカルは渋谷っ子なので渋谷に移動します。因みに主人公のヒカルは善人ではないが悪党でもなく、頭がいいんだか悪いんだかわからないヤツです。女好きで人間臭い♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-30 21:23:59
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会話率:13%