円藤恭平は、三十歳の誕生日に姪の万里を引き取ることになった。美しい少女だが、どこか殺伐とした瞳をしている万里。事情を知った彼は、彼女の幼い頃の記憶も相俟って過度の愛情を抱き、彼女を傷つけた男に復讐を実行するが、万里の嘆願と協力者の翔琉のせい
で不完全なものとなる。やり場のない感情をもてあます恭平の前に現れたのはーーーー。
後半に少女に対する性的な暴力表現や一方的な暴力表現があります。苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-09 18:04:50
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会話率:65%