美しいものが大好きな獣人の国ライラックの第一王女ミレイユ・フェリクスは、ある日『運命の番』に出会った。
――だけど、番の顔は、彼女の好みではなかったのです。
白柴犬獣人の面食い王女様と、凶悪顔のろくでなしな人間の庭師(貴族嫌い)。
彼ら
が出会って、体からはじめられなくて、泣き落としたり絆されたりで両想いになるまでのお話。
※拙作『黒猫王子はぽっちゃり令嬢を追い回す』のミーニャ王子のお姉さんのお話です。こちらの作品のみでも独立してお読み頂けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 08:02:56
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会話率:41%