私──宵月花蓮(よいづき かれん)にはかつて結婚の約束をした相手がいた。
それは隣に住む幼馴染の男の子。
よくある幼馴染同士が交わすかわいい約束ごと。
それはほんの些細な遊びのはずだった。
時が経ち、とっくに成人も過ぎ私はとある原因で仕
事を辞め、平穏を求めて実家に身を寄せていた。
なのに『アイツ』が帰ってきてから望んだ平穏は崩れ始めて……
※最近幼馴染がカッコよく見えて困るんですが。
に続く宵月四姉妹シリーズの長女の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 18:29:15
1642文字
会話率:28%