男女問わず愛される憧れの的であり、社交界では『黒薔薇の君』と謳われる、ヴォルバルト王国の王女・アンネリーゼ。
彼女は王女として、国のためにと政治の駒になることを受け入れ生きてきた。
だが、最初の政略結婚の相手とは彼の都合で離縁する
ことになり、次に婚約した相手からは勝手に婚約破棄だなどと言われてしまう。
王女として生きるため、恋することを諦めてきたアンネリーゼ。
二度目の出戻り。幼馴染の騎士団長との再会。そして……。
彼女は自分の生き方に揺れ始める。
一方で、愛されることを知り始めたアンネリーゼに、元婚約者の影が見え隠れし始め……。
* 世界観はあくまで創作です。
* R18シーンは予告なく入ります。(少し先になります)
* この作品は『アルファポリス』様でも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 00:00:00
42785文字
会話率:48%