瑞希は友達との賭けに負けてハッテンバに潜入することに。
瑞希はハッテンバの中に入り、軽く様子を見て帰るつもりだった。
しかし、そこで出会ったゲイの男に誘われるままハッテンバの奥へと足を踏み入れてしまう。
瑞希は男に促されるまま、ため
らいながらもフェラチオや兜合わせで絶頂に達する。
その日から瑞希の中の女性が蠢動を始める。
女装やアナニーに没頭するが、自分は男だという自意識にこだわる瑞希。
その自意識を恋人の環や友達に少しずつ剥がされ、徐々に女が顔を出す。
ある日、友達5人から輪姦され快感を貪る瑞希は、友達から「お前は女だ」と告げられ激しく抵抗するも快感が欲しくて泣きながら受け入れる。
このことをきっかけに瑞希は性自認の呪縛から解放され、相手が望む性別に自在に変化できるようになる。
そして、ある日、男の娘が多く集まるというハッテンバに美少女マスクを着けた男の娘が突如として現れる。
主人公の瑞希が男性という性自認にこだわりながら、徐々に壊れていく過程をお楽しみください。
(作中に同性愛を揶揄するような表現が用いられています。演出上の必要があり用いているものですが、そのような表現が苦手な方は購読をお控えください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-22 10:28:30
163401文字
会話率:45%
そのポルノ映画館は、男性同士が一時の出会いを求めて集う、所謂“発展場(ハッテンバ)”として有名だった。
今から十年以上前――僕が十九歳だった時の夏。
専門学校の一年生だった僕は、学校をサボって毎日のようにそのポルノ映画館に通っては、
“ホモ”を相手に、持て余していた暇を潰していた。
でも、少なくとも当初の僕は“ホモ”ではなかった。にもかかわらず、僕は――僕自身の優れた容貌と、相手が“ホモ”であることを利用して――適当に見つけた客に一方的に“口淫”を強要しては、自らの性欲を発散させていた。
しかし、そんな僕の身勝手な振る舞いは、僕の知らないうちに映画館の支配人や常連客のあいだで、“悪い噂”となって広まっていた。
そしてとうとう、僕に“罰”が与えられた。
その日、いつものように映画館を訪れた僕は、支配人と常連客二人によってボイラー室に無理やり連れ込まれ、そこで三人から輪姦されてしまった。
しかしその輪姦は“罰”の一端に過ぎなかった。
翌日から彼等は――僕をさらに貶めるべく――“奴隷調教”へ取り掛かる。
三人は“ご主人様”、僕は“奴隷”、ボイラー室が「調教部屋」――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-18 13:48:16
57120文字
会話率:33%