冴えない会社員の織部夏樹、年齢=童貞&彼女いない歴二十四歳がうだつの上がらない休日をうだつも上げずに過ごしていれば、突如として、「開けてくださいよー、織部夏樹さーん、〇✕商事勤務の平社員、二十四歳童貞の織部夏樹さーん、昨夜はお愉しみでしたね
ー、なんでしたっけー、『熟れたOL、売れない平社員に食べられる』? まあなんて業の深いー、そんなものよりも本物のデリバリー女の子がここにいますよー、なんだったらそんなプレイもー」と、頼んでもいないデリヘル嬢の訪問を受け、彼女は初回特典として無料なのだと言う。大声で喚きたてる彼女を止めるため夏樹が玄関を開ければ、――ドストライク。これはもう不審に思っても抱くしかない。すると彼女は実は〇〇で――。ご都合主義全開の押しかけ女房譚。短編ですが、一気にハッピーエンド直行でございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-27 20:21:07
14159文字
会話率:45%