俺は二階の奥の姉ちゃんの部屋に宙舞を案内した。
姉ちゃんは女子大生だ。部屋のドアをあけるとぷぅんと化粧品の匂いがした。
それにしても汚い部屋だな。そこら中に食べかけのお菓子やら雑誌やら下着やら足の踏み場もない位だ。
「わっ! わっ!」
宙舞が俺の目の前で身体にぴったりフィットしたボディスーツを脱ぎ始めた。
どういうチャックになってるのか、服の前が割れて、下着を何もつけてない宙舞の白い肌が見えた。
俺は慌てて宙舞に背中を向けた。
「衣装ケースに服が入ってるから着替えて降りてこいよ」
「かしこまりました」
そのまま振り返らずにドアを開けて廊下に出る。まだ心臓がドキドキしてる。
風呂上りの姉ちゃんの裸を見慣れてる筈なのにな。額に滲んだ汗を手で拭った。
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帰宅して夕食後、リビングのソファーでくつろいでテレビを見ていた。両親と宙舞も一緒だ。
「お風呂あいたよー!」
何も身に付けない全裸姿で紗沙(さしゃ)姉ちゃんがリビングに入ってきた。頭に白いタオルを巻いてる。
Fカップ巨乳が一歩あるくたびにゆさゆさと揺れ……
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何の変哲もない映画好きな高校生・鳴海凛空(なるみりく)の元に、24世紀の未来からタイムトラベルしてきた子孫・鳴海宙舞(なるみそらん)がやってくる。
宙舞は未来の人類を絶滅から救うために学校一の美少女・如月紗綾(きさらぎさあや)と付き合って欲しいと凛空に迫る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-31 21:00:00
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会話率:45%