両親が旅行で不在の夜、一つ年下の幼馴染、健斗が、両親に頼まれて「用心棒」として泊まりに来た。
私と健斗は姉弟のようなもの──と思って頼んだみたいだけど、実は半年前に、恋人同士にジョブチェンジ済。しかもとっくに深い仲。
肉食系を通り越し、ケ
ダモノ系な健斗くんが、こんなチャンスを逃すはずがなく。
私、今夜は寝られそうにないですね……はあ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 17:54:06
6563文字
会話率:38%
私の名前は四宮 理子 (しのみやさとこ)二十三歳。
小学校六年生の時に、両親が離婚……再婚した父親とともに移り住んだ街で暮らすふつーのOL。
趣味で文章教室に通って、小説を書いているが……事件は小学校の同窓会の会場、同級生の別荘で起きた。
事件と言っても、嵐の山荘とかそういうのじゃなかった。
「どうしてあなたがここに居るの!?」
彼が不在だからというのでやって来た同窓会。ここにいる筈のない男を見て理子はパニックになった。
彼は人気アイドルグループの龍宮寺翼(りゅうぐうじつばさ)。イケメンで実家は大地主。
何故か、彼は理子が一人になるのを待ち望んでいたらしい。一体あなたは何を言っているの?
家に帰ると、今度は幼馴染が待ち構えていた。こっちはフランスと日本のハーフイケメン。
龍宮寺翼の従弟。寺嶋 悠大(てらしまゆうた)。
「理子?一体何があったの?」「え……あーその……」
一難去ってまた一難。とほほ。
かなり不憫な過去を持ってるのに、それでも前向きな彼女に起きた奇蹟は彼女を幸せにしてくれるのか?
恋に憧れを抱いているかなり鈍い女と、ハイスペックすぎる男×2のお話しです。
無理矢理っていうよりも、ほんわり相手の事が好きだなーなんて思っている内に、ガッツリいかれた!みたいな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-09 18:02:47
15591文字
会話率:16%