両親の遺した田舎の家で暮すアラサー独身男の雪彦《ゆきひこ》は、ある日の夜、自宅の庭で傷を負った雌のキツネを見つけて保護をした。一緒に暮らしているうちに情がわいてしまう雪彦だったが、狐の怪我が癒えた頃、つがいと思しき別の狐が現れ、彼女は雪彦の
元を去ってしまう。一抹の寂しさを感じながら元の生活に戻った雪彦だったが、それからしばらく経ったある日の夜、見知らぬ女性が彼の家を訪ねてきて……
※この作品は作者のWebサイト『エロラノベの書斎』(https://erorano.net)から転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 13:00:00
67381文字
会話率:34%