不思議な本があった。誰が書いたかも、いつの時代に作られらかもわからない。
ただその本に書かれた物語は、とても淫靡ではしたないお話ということだ。
男なら誰もが手に入れたいと思う本。しかしその本はなぜか美女が手にする。
そして、その美女は
誰もがいやらしく変っていくのだ。本に書かれた物語のように。
いつしかその本は、悪魔の本……『魔本』と呼ばれるようになる。
※他サイトに投稿をした作品を多少手直ししたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-21 16:12:17
123481文字
会話率:32%