フロリアは幼い妹を養いながら、昼夜問わず一生懸命働いている。
だが、どれだけ働いても生活はカツカツで、楽になることは一向にない。
それでも、自らが持っている夢と、幼い妹の笑顔を見ているだけで頑張れる。そう思っていた矢先、国一番の魔法使いから
、とんでもない占託を告げられた。
彼女の言葉どおり、フロリアは職をなくし、これからどうするべきかと途方にくれたが、悲観していても仕方ない。次の仕事を早く探そう。そう決めたその夜。
フロリアが想像もしていなかった人が、フロリアのことを拾いにきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-20 23:05:37
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会話率:55%