超日本プロレスは、総勢十八人のレスラーが所属する団体である。
ヒールユニット・悪の秘密結社のリーダーにして若手トップレスラーである“暗黒総統”大上剣児が団体離脱を表明したことで、悪の秘密結社の内部抗争が始まり、団体全体にも波紋が広がっていく
。
団体最年少のヒールレスラーである鬼無里克己は、父親の不倫相手の娘と接触したことにより、プロレスとプライベートの双方で葛藤を抱えながらリングに上がるのだが……。
リングの中と外でぶつかり合いながら、レスラー達はそれぞれのプロレスを見出していく。
「鷲よ、舞い上がれ」「鷲よ、舞い踊れ」「残酷よ、忍ぶなかれ」続編。
中邑真輔曰く、一番凄いのはプロレスなんだよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-21 23:21:09
930925文字
会話率:55%