編集者の渋沢はSM作家の黒鮫のためにロープで縛られて、作品のクオリティを上げるために努力していた。
もう一人の担当の童話作家の、一の瀬は渋沢に好意をよせているようだ。
ある日、雨でびしょ濡れになった渋沢は一の瀬の部屋でシャワーを借りた時に、
体に残る縄の跡を見られて誤解されてしまう。
実は渋沢は過去の担当作家と悲しい過去があるので、作家とは恋愛しないと決めていた。
次第に惹かれていく一の瀬に心が揺れる。
そんな渋沢を一の瀬は正面から受け止める。
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ちるちる小説アワード 2016 第二回 お題 魔法使い
第一次通過した作品です。
加筆修正して、こちらのサイトに投稿させていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-25 16:28:59
10115文字
会話率:38%